企業の行う採用活動は、より優れた人材を確保するため、多様化する傾向にあります。その中で、就職試験は、入口の試験として、一定の知識や能力水準までの者にふるい分けるために位置づけられる傾向があります。
そのため、一定の社会常識をはじめとして、言語能力・数的能力などをはかることにより、各自の知識・技能水準を確認し、就職に必要な最低の基礎知識を確立する必要があります。社会で活躍するためにも最低限の基礎的準備だと言えます。
一般に行われるもっともポピュラーな試験で、言語と非言語を基本にした能力検査と性格検査を組み合わせた試験となります。一般に中企業以上の会社で採用され実施されています。
回数 | 90分×8コマ【計12時間】 |
定員 | 50名 |
科目 |
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回 |
項 目 |
内 容 |
備 考 |
1 |
概要 | SPI就職試験とは | 特徴と攻略法 |
言語① | 言葉の意味、熟語 | ||
ことわざ、慣用句 | |||
同意語等、用法 | |||
2 |
言語② | 二語の関係 | |
長文の読解 | |||
文章の並べ替え | |||
3 |
社会人常識 | 経済の学習法 | |
法律、憲法 | |||
社会の動きと意識 | |||
仕事論、職場論 | |||
4 |
非言語① | 損益算、料金算等 | |
仕事算 | |||
5 |
非言語② | 表の読み方、集合 | |
命題と証明、推論 | 資料解釈 | ||
6 |
非言語③ | 順列、組み合わせ | |
立体図形、グラフ | |||
7 |
非言語④ | PERT法、ブラックB | |
物の流れ、位置・方角 | |||
8 |
非言語⑤ | N進法、ネズミ算 | |
立体図形、グラフ |